コロナ禍により依頼件数も減っていた4,5月でしたが、6月になりリピーターのお客様のご依頼も徐々に増え始め、久しぶりにワンちゃん、ネコちゃんに再会できて幸せをかみしめる日々です。
そんな中、新規のお客様の猫さんのお留守番のお世話をさせて頂きました。
ペットホテルが苦手なネコちゃんとのことでしたので、お家での初シッターお留守番でした。
初日、お家にお伺いすると、ニャアニャアと元気な様子で「こないだ来たおばさん、ママはどこかにゃ。はやくご飯頂戴!」←(私の自動翻訳)とスリスリ来てくれました。
ウンチもしっかりトイレに健康的な状態でされていて、お水も沢山飲んでくれていました。
シャーっと怒ることもなく、
「なんでママたち帰ってこないの?とりあえずご飯はくれるのね。あ、トイレも掃除してくれるのね。りょうかい。じゃスリスリしとくか。で、明日はみんな帰ってくるよね?」←(ここから先も私の自動翻訳です)
そんな様子で1日2回のシッティングをその日は終了しました。
2日目、朝お伺いすると、昨日と同様にニャアニャア、スリスリ「あれ?またおばさんなの?とりあえずご飯頂戴ね。」と元気な様子。
で、トイレを確認すると、トイレの横のフローリングの上にウンチが・・
「あら、ちょっと失敗しちゃったのかしら」
そんな事を思いながら、でも健康的なしっかりしたウンチで良かったと、一安心。
今まで、トイレにウンチをして砂かきで飛び出してしまう猫ちゃんは見たことがあったのですが、砂は飛び散っておらず明らかにトイレの横でした様子は初めてでした。
飼主様にご報告をすると、今までウンチを外したことがないからお留守番への嫌がらせ(;^ω^)のアピールではないかとのこと。
いつもと違う環境で、何かを感じ取って伝えているのかもしれないな、と思いながらも健康的なウンチで元気そうな様子。じゃらし遊びを誘うと「しょうがないな、遊んでやるか~」と遊びにものってくれました。
お部屋から退出させて頂く際も
「明日も来るから、よろしくね」
と声をかえて退出しました。
3日目、朝お伺いすると、同様にニャアニャアと元気にお出迎えをしてくれました。
そしてウンチを探すと・・・
リビングのど真ん中に、デン!とデカデカしたウンチが( ゚Д゚)
ま、まさか、そこにしたか!
お、面白過ぎるではないか(笑)
「ニャアニャア、あ、ウンチそこにしといたよ!驚いた?(^.^)」
いつもと変わらない様子でスリスリしてくれました。
何かを伝えたいんだね。ウンチで何かをアピールしているんだね。
でも、おばさんは健康的なウンチが見れることが1番の幸せだよ。
彼がウンチをしようと決めた場所がリビングの真ん中で、「よし、ここにするか」と思っていつもと違うことをしたと思うと、その人間らしい感情になんだかキュンとしてしまいました。(微笑ましすぎる(^^;))
家族が帰らないことへの不安?抗議?それともおばちゃんへの縄張りアピールのマーキング?
どんな気持ちでここにしたんだろう、何を伝えたいんだろう、そんな事に思いをはせた日でした。
最終日に帰るとき、
「次はママたちが帰ってくるからね、また会えるといいね」
と部屋を後にしました。
飼主様にその後の様子をお伺いすると、その後も元気で居てくれて、ウンチをトイレ以外ですることはないとのこと。
あのお留守番限定でのウンチ外しだったのね。
言葉は伝わらないけど、ウンチで伝えようとしてくれたのね(^^;)
今でも、あのリビングど真ん中のウンチを思い出すたびに、ほっこりニヤニヤしてしまう私でした。
Writtenby:
☆印西市・白井市・千葉ニュータウンのペットシッター☆
Plumeria WalkペットシッターChiyoko Ando