ペットホテルのある、動物病院で働いた経験からお話をしたいと思います。
ペットをどうしても預けなければならない時、ペットホテルに預ける、ペットシッターに依頼する、等の方法があります。
私もペットホテルを何度か利用した事があります。
うちの犬の場合は、基本的に人が好きなので、ペットホテルに預けても体調を崩さず、健康でいてくれました。(あまり繊細なタイプではないともいいます(^^;))
でも中には、ペットホテルが苦手な子もいます。
特に猫ちゃんや、怖がりのワンちゃんは、体調を崩す子もいます。
ペットシッターをご利用頂いたお客様も、「ペットホテルが苦手で」「ペットホテルだと体調を崩してしまって」という方が多くいらっしゃいます。
以前働いていた動物病院でも、ストレスで血がでるほどタオルに鼻をこすりつけてしまう子や、ずっと吠え続けている子、ケージの角で同じ体制で固まっている子、などを見ることがありました。
知らない場所で、常に他の動物の臭いや鳴き声がしていて、場合によっては狭いケージで何日も居なくてはならない環境は、動物にとってストレスであるのは間違いないと思います。
動物病院たど、先生が居るから何かあった時にすぐ見てもらえる、というのは利点だと思いますが、先生が常にその子を見ていることはありません。
先生も看護士も、患者として病院に来る子と向き合っているので、ステイしている子のお世話はほとんど出来ないのが現状でした。(勿論、どこの病院もホテルもというわけではないと思います。)
また、勤務時間以外は誰も病院に居ないこともよくある事です。
一概に何が良いか、というのは言えないですし、最善な環境はその子その子で違ってくると思います。
ペットシッターを始めて強く感じる事は、自分の家でお留守番をしているペットは、やはり体調が安定しているという事です。
今の所、食欲が落ちた子や、体調を崩した子に会った事はありません。
他の犬や猫の鳴き声や臭いを嗅ぐ環境に居ることもないので、住み慣れた自分の家に1日1回もしくは2回、食事をくれて、トイレをかえる「人」が来る、ついでにお散歩も連れて行ってくれる、という認識でペットのワンちゃん、ネコちゃん達が思ってくれていると感じます。
猫ちゃんの場合は特に、ご飯の時だけ姿を見せてくれる子や、ほとんど姿を見せてくれない子もいます。
シッターも、無理やり近づこうとしたり、触ったりはしないため、動物にとっては良い距離感が出来ている環境だと思います。
もちろん甘えん坊さん達や、かまってちゃん達には、シッター中はとことん甘えてもらいます♡
ペットに合わせた、お留守番の環境が選べる事が最善ですよね。
高齢で持病のある子や、病気を発症中の子はペットシッターより、動物病院の「入院」を選ぶ事をお勧めします。
ちなみにうちの子は、とある動物病院の先生が大好きで、預けた時もすごく喜んでくれていました(;^ω^)
仕事の都合でどうしても預けなくてはならず、生後3ヵ月くらいに預けたことがあったので、それから先生の事を本当の親だと思っているかのようでした。
迎えに行っても、「先生、先生♪」と帰ろうとしない様子で( ;∀;)
そこの動物病院のホテルが満室で、他のペットホテルに預けた時は、迎えに行った時、「早く帰りたい~(+_+)」って顔してケージに自分から入ってきましたが。。。
やはり、ペットに合った環境を見つけるのが大切だと思います。
ペットシッターを選ぶ時に生じるハードルとしては、やはり「他人が家に入る事」に抵抗がある方が多いと思います。
その辺りについては、ペットシッターとしての見解を次回書いてみたいと思います!(まとめて書こうと思ってたのですが、長くなったので次回に持ち越します(^^;)
Writtenby:
☆印西市・白井市・千葉ニュータウンのペットシッター☆
Plumeria WalkペットシッターChiyoko Ando