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リーダーとリーダーシップ論

リーダーとリーダーシップ論について考えてみました。

 

ペット関連の勉強を始めてから、さまざまな書物や団体の流派?によって犬のリーダー論に少し違いがあることがわかってきました。

 

「犬の祖先はオオカミといわれています。オオカミは群れを形成する習性を持った動物で、群れの中にリーダーを1人立てようとします。犬はリーダーに従うことで安心出来るので、飼主はリーダーとなり犬の上に立たなければなりません。犬が飼主よりも上に立っていると問題行動を起こしやすくなります。」

 

上記のような、リーダー論が実際にありますし、よく聞く、犬の群れ(家庭)の中の順位付けの解釈なのではないでしょうか。

 

私が子供のころ(うん十年前( ゚Д゚))は、家族の中で父親が犬達にとって群れのリーダーで、犬が父親の存在を絶対としていたような記憶があります。

子供の私は、もちろん犬にとってリーダーではありませんが、散歩に行ったり、遊んだりすることで、友達くらいには思っていてくれているような存在でした。

 

動物飼養に関する日本の考え方はここ数十年で大きく変化しましたし、法律も少しずつ改正されてきました。

そんな中、必然的に犬と人との接し方も変化していると思います。

 

私も今、ペットとして犬を飼い一緒に暮らしていく中で、愛犬に対して自分が「リーダー」となろうと思っているかというと、そういう気持ちは沸いてきません。

どちらかというと、親、友人、バディ、という言葉の方がしっくりきます。

これは、賛否両論あるかもしれませんが、「リーダー」でいなければならないという論理にどうしてもしっくりきていませんでした。

 

そんな中、飼養分野にもいろいろな考えがある事を知り、ある書物で「リーダーになるのではなく、リーダーシップを発揮出来るような存在になること、すなわち教えを導く者となることで、支配者になることではない。どちらかというと親や保護者になるという意味に近い。」

という定義を知り、ようやくしっくり言葉が胸に落ちました。

 

「親や保護者になる」確かにそういう気持ちで普段、愛犬に接しています。

では、どういう親や保護者が良いのか?というと、また個々に考え方が違ってきて当然ですが、とりあえずその言葉で納得出来ました。

三角形のトップのリーダーになるのではなく、リーダーシップを発揮できるような存在、導いていけるような親のような存在にになる。

 

今はこのスタンスで、愛犬との信頼関係を築いていこうと確信しています。

 

 

Writtenby:

☆印西市・白井市・千葉ニュータウンのペットシッター☆

Plumeria WalkペットシッターChiyoko Ando